2023年11月8日水曜日

戦闘システム

このゲームのやや特殊な戦闘システムの解説です。


戦闘システム

本作では仲間が増えた後も戦闘は常に1対1となり、仲間との連携や防御などは存在しない。主人公側・魔物側双方の攻撃は互いに必ず当たり、ダメージを受けるのは戦闘に参加したキャラクターのみで、経験値を得られるのも敵を倒す際に攻撃したキャラクターだけとなっている。
ステータスは棒グラフとなっており、経験値のバーが攻撃力のバーを越すとレベルアップとなる。
また平地とそれ以外の地形では出現する敵の強さも異なり、プレイ序盤では平地以外の敵に遭遇した際には「逃げる」を頻繁に使う必要がある。戦闘の途中でも逃げることはでき、経験値も攻撃した分だけ手に入る。
逃げたとき、敵からの追撃を受けることがある。追撃のダメージでプレイヤーキャラが死亡する場合もある。しかし、逃げることに失敗することはなく、追撃に耐えられれば必ず逃げられるようになっている。
主人公のキャラが死亡した場合、仲間が残っていてもゲームオーバーとなる。他の仲間が死亡したときはゲームの続行が可能だが、装備は全て失われる。死亡した仲間は「復活の城」で金を払って復活させることも出来る。

フィールドを歩いていると画面上部に何かいるよ、と影が映ります。
その状態でAボタンを押す(もしくは強制エンカウント)と、敵との戦闘に入ります。

戦闘では、以下の項目から選択して選んで行動します。
※基本的にターンの概念はなく、こちらが攻撃すると、同時に敵も攻撃してる認識で、ダメージを受けるようになっています


コマンド一覧

にげる
必ず逃げられます。
しかし、逃げる時に追撃といって、攻撃を受けることが多く、敵が強い場合、その一撃で死んでしまうことも多々。

はなしかける
相手に話しかけるコマンド。
人間キャラや特定のアイテムを持っていると地元獣とも話せて、各種情報をもらえたり、一部キャラからは役立つアイテムをもらえることもあります。
無視されたり、攻撃されてしまう場合もあります。

おどす
おどして話す。
情報を得られる確率が上がるが、攻撃されてしまう確率も上がるというもの。
一度おどすと、はなしかけるのコマンドは消えます。

たたかう
次に味方キャラを指定すると、指定したキャラが攻撃を仕掛けます。
実行すると敵にダメージを与えると同時に自分もダメージを受け、経験値が増える。
敵が強いほど、一階の攻撃で上がる経験値も増え、逆に、敵が弱すぎる場合、経験値はもらえません。
経験値が自キャラの素手攻撃力(セレクトボタンで見られるスタミナの上の数値)を上回るとレベルアップします。

まじゅつひん
戦闘で利用できるタイプのまじゅつひん(魔術品)を使用する。
使い方を知らないと使えない。
※他の作品でのアイテムに当たるが、入手直後は使用できず、町の長老に500ゴルダを払って使用方法を聞く必要がある。また長老が知っている魔術品の情報は3つまでなので、さまざまな町で情報を聞く必要がある。入手方法は敵キャラを倒したり、特定のキャラから貰ったりと様々である。


戦闘に勝利すると、設定されているキバ(牙)とゴルダが必ずもらえます。
また敵キャラに魔術品が設定されている場合、一定確率で入手できます。


キバ(牙)

冒険当初は魔獣を倒しても経験値以外何も手に入らないが、戦士としての知名度が上がると、国王に認められ、魔獣の牙を集めるライセンスを与えられる。
集めた牙はゴルダに換金出来る。多くの牙を集めることで、各国に伝わる特別な武器を得られることもある。
なお、ゴルダは人間キャラ(商人や盗賊など)を倒すことでも得られる。
人間キャラを倒して得られるのは10万ゴルダまでだが、牙の換金はそれ以上でも可能。


敵の種別

このゲームには主に大きく分けて3種の敵がいて、それぞれに特徴がありますので、知っておくと攻略がしやすいです。

1.人間
人間のキャラクターで、
・倒すと知名度が上がる
とうぞく、しょうにん(悪)、くろのどうし
・倒すと知名度が下がる
たびびと、しょうにん(善)、せいきし、しろのどうし
がいます。
倒しとお金や魔術品を落としたり、話し掛けて情報や魔術品が得られたりします。

2.地元獣
世界に元からいるモンスターで、多くが倒すと知名度が下がります。
魔術品、まかいのかんむりを持っていると、話が通じて、はなしかけて情報を得ることができます。
ひらがなの名前のモンスターが該当。

3.異次元獣
テラリンが率いて異次元から現れた悪のモンスターで、倒すと知名度が上昇。
カタカナの名前のモンスターが該当。




2023年9月12日火曜日

ゲームシステム

マップ表示

本作はウルティマ系の上から見下ろした2Dマップ表示システムを採用しているが、初期状態では自分のいる場所しか表示されない。
そのため、付属品であるワールドマップの上にメタルフィギュアを置いて位置の確認をしないと隣がどんな地形なのかすら分からない。
魔術品を入手することにより、視界が隣接する3×3マスから3×5マスに広がる。
それに加え、建物や施設もはじめはマップに表示されず、その地点に到達しないと分からなくなっている。
「千里の玉」を入手することで場所が表示されるようになり、視界もより広くなる。
川に入ることもできるが、「アルゴの船」が無い状態では流され体力が減り、溺れ死ぬこともある。

なお、各世界も、迷宮も、すべて同じ広さで、東西南北の端は、謎の境界になっていて、それ以上進むことができなくなっています。
※画面上も枠と同じ模様の壁のようになっています


知名度システム

本作に登場する魔物には、異次元から来た邪悪な「異次元獣」(いじげんじゅう)と、その土地に元々存在する「地元獣」(じもとじゅう)がいる。
異次元獣を倒すと知名度が上がるが、地元獣には住民に悪さをしているものと住民から慕われているものがあり、前者を倒すと知名度が上がり、後者を倒すと知名度が下がる。
戦闘から逃げても知名度が下がる。
知名度が下がると町などでの情報収集や魔術品入手、買い物ができなくなる。
知名度はゲームの進行により、低下を余儀なくされる場合がある。
ちなみに魔物以外に、旅をしている人間と出会うこともある。
知名度は「話しかける」「脅す」でも上下する。
知名度が低い状態で話しかけると無視されたり、脅すと攻撃を受けたりすることもある。
とある魔術品を手に入れると、地元獣とも会話できるようになる。


町内設備

街に入ると以下のような設備(人)があり、それぞれ情報をくれたり、買い物ができたりします。

ちょうろう
500ゴルダを寄付することで情報がもらえます。
また、魔術品を所持している場合、使い方も教えてくれます。
ただし、町ごとにちょうろうが教えてくれる対応魔術品は決まっていて、魔術品を持っていても聞けない場合もありますので、その場合はわかる町へ行く必要があります。

いちば
市場では主に武器と防具、たまにアイテムを購入出来ます。
町によって品揃えが決まっており、アルゴのふねや、せんりのたまのような貴重な品は特定の町でしか買えません。

まじないし
有料でスタミナを満タン回復してくれるのと、スタミナ回復用の薬を売ってくれます。
ガリアの町では、まじないしを10000ゴルダで雇うことができます。
雇った場合、戦闘終了時に薬を使って自動的に満タンまで回復してくれるようになります。

かじや
消耗した武器・防具の修理をしてくれます。
戦闘のたびに武器・防具の耐久度は減っていき、0になると壊れて、装備覧から無くなるというシステムになっています。
特に武器はみるみるすり減っていきます。
武器の修理にはかなり費用がかかり、お金ためしたい時にはかなりの負担になりますが、強力な武器は無料で手に入ることと、素手でもザコ敵は問題なく倒せることから、最初の武器は修理せず戦って壊してしまって、エラテアの町でさっさとかじやを雇ってしまう作戦がよく使われます。

さかば
入って、1杯100ゴルダの酒を頼むと情報が得られる。
ちょうろうと合わせて、貴重な攻略情報となります。


レベルシステム

このゲームは、キャラクターが戦闘をして、けいけんが、素手攻撃力(セレクトボタンでステータスを見た時のスタミナの上段の表示値)を越えた瞬間にレベルアップしますが、現在がレベルいくつなのかはどこにも表示されていません。
最大レベルは18で、以降は敵を攻撃してもけいけんが増えなくなります。

そして、このゲームの謎な特徴として、仲間になるキャラは、主人公アーガスと同じレベルで仲間になる、というシステムがあります。
一般的なRPGと違って、戦闘中、敵に攻撃したキャラにしか経験値は入りません。
ですので、味方キャラが増えても、攻撃する手数が増えるので、少し強い敵まで倒せるようになる、というメリットはあるものの、育成しなくてはいけないキャラが倍増していくだけですので、実はあまり得がありません。
そのため、このゲームの基本攻略法として、まずは一人の内に主人公のレベルを最大まで上げてしまってから、あと3人の仲間を加えていく、というのが言われています。
※そうすると加入キャラもみんな最大レベルで育成不要なため

ただでさえレベル上げゲーとまで言われるくらい苦痛な経験値稼ぎの時間が長いゲームですので、実質必須な攻略法と化していますが、仲間が増えた状態で、これまで倒せなかったような強敵を倒せるようになる楽しみを味わい、戦闘を楽しむため、あえてレベル上げは後回しにして、ストーリー上のタイミングで仲間を増やしていくというツワモノも若干ですが存在するようです。
そして実際、攻略情報見ていない場合はそのようになるので、それもまたこのゲームを味わい尽くすのにはよい手段です。



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2023年5月8日月曜日

敵一覧

敵キャラの一覧です。

お金は人間キャラが落とすゴルダの額です。
アイテムは、敵を倒した際に落とす可能性のあるアイテムで、アイテム1がまず拾える候補で、アイテム1をすでに限界まで持っている場合、アイテム2が拾えることになります。


名前 スタミナ 知名度 お金 キバ アイテム1 アイテム2
しろのどうし 7700 0 ふっかつのいし れっちのつえ
くろのどうし 7700 +100 こうもりのかめん ふっかつのいし
とうぞく 290 +10 300 にげあしのたね
たびびと 50 -40 100
しょうにん(善) 50 -70 1500
しょうにん(悪) 270 +10 2000
せいきし 2500 -9999 3000 せいなるこのみ こうもりのかめん
りっていか 150 +5 2 にげあしのたね
しゃおうほう 600 +10 5 にげあしのたね せいなるこのみ
うんむたく 1000 -1000 5 いかりのかがみ
ようりきたいせん 1800 -15 15 せいなるこのみ
かんよう 3000 -1000 25
ころ 4000 +35 30 せいなるこのみ
こうきんじょう 5000 +45 35 せいなるこのみ
ながーべ 5500 -3000 80 いかりのかがみ ふっかつのいし
ほうてんげき 6500 -5000 100 いかりのかがみ ふっかつのいし
ビッツ 100 +10 1
ルエック 230 +15 3
ローバル 400 +25 4
スウマーグ 1200 +20 8
ジャーディン 2000 +30 15
ギュロール 2000 +30 20
バーリュン 2500 +40 25
ブラング 3000 +50 27
アギャーマ 3700 +80 3
デラーザー 4500 +25 25
ヴァーム 4500 +60 40
ダグフィグ 5500 +70 50
はんじょう 5000 -3000
せんぴ 5000 -3000
ハージャ 350 -5000 100
ゲルフィース 280 +10 2
プルーシュ 500 +5 5
ミャーモ 600 +5 5
ノイノ 300 +5 5
イムヤム 500 +10 10
アシャーコ 800 +10 10
レッター 3000 +20 20
オイソイ 5000 +30 40
チャプン 6000 +40 80
エクノム 600 +10 10
イラーム 900 +10 20
イソリヒ 2000 +20 20
ラウス 4000 +30 40
エルート 5000 +40 60
オキエク 6000 +40 80
エマーゲフィル 7000 +50 100
ラシフィト 2000 +60 100
コーベトン 600 +10 10
グニフィトン 2000 +10 20
エボレカム 3000 +30 20
ウオイエボリ 4000 +20 40
グニンロム 5000 +40 60
アルブ 3000 +40 80
ガンズ 7000 +80 100
ジラワ 3000 +80 100
アグス 1000 +5 10
イエッピ 800 +10 15
タボ 1500 +10 15
エウオニ 800 +10 15
アドヌット 1300 +10 15
アマイグス 3500 +15 30
アミジョック 4500 +20 40
イケシック 1500 +100 120
ザイラード 1000 +15 4
リジム 2000 +20 6
バサイルズ 5500 +100
テラリン 9999 +100 500