マップ表示
本作はウルティマ系の上から見下ろした2Dマップ表示システムを採用しているが、初期状態では自分のいる場所しか表示されない。
そのため、付属品であるワールドマップの上にメタルフィギュアを置いて位置の確認をしないと隣がどんな地形なのかすら分からない。
魔術品を入手することにより、視界が隣接する3×3マスから3×5マスに広がる。
それに加え、建物や施設もはじめはマップに表示されず、その地点に到達しないと分からなくなっている。
「千里の玉」を入手することで場所が表示されるようになり、視界もより広くなる。
川に入ることもできるが、「アルゴの船」が無い状態では流され体力が減り、溺れ死ぬこともある。
なお、各世界も、迷宮も、すべて同じ広さで、東西南北の端は、謎の境界になっていて、それ以上進むことができなくなっています。
※画面上も枠と同じ模様の壁のようになっています
知名度システム
本作に登場する魔物には、異次元から来た邪悪な「異次元獣」(いじげんじゅう)と、その土地に元々存在する「地元獣」(じもとじゅう)がいる。
異次元獣を倒すと知名度が上がるが、地元獣には住民に悪さをしているものと住民から慕われているものがあり、前者を倒すと知名度が上がり、後者を倒すと知名度が下がる。
戦闘から逃げても知名度が下がる。
知名度が下がると町などでの情報収集や魔術品入手、買い物ができなくなる。
知名度はゲームの進行により、低下を余儀なくされる場合がある。
ちなみに魔物以外に、旅をしている人間と出会うこともある。
知名度は「話しかける」「脅す」でも上下する。
知名度が低い状態で話しかけると無視されたり、脅すと攻撃を受けたりすることもある。
とある魔術品を手に入れると、地元獣とも会話できるようになる。
町内設備
街に入ると以下のような設備(人)があり、それぞれ情報をくれたり、買い物ができたりします。
ちょうろう
500ゴルダを寄付することで情報がもらえます。
また、魔術品を所持している場合、使い方も教えてくれます。
ただし、町ごとにちょうろうが教えてくれる対応魔術品は決まっていて、魔術品を持っていても聞けない場合もありますので、その場合はわかる町へ行く必要があります。
いちば
市場では主に武器と防具、たまにアイテムを購入出来ます。
町によって品揃えが決まっており、アルゴのふねや、せんりのたまのような貴重な品は特定の町でしか買えません。
まじないし
有料でスタミナを満タン回復してくれるのと、スタミナ回復用の薬を売ってくれます。
ガリアの町では、まじないしを10000ゴルダで雇うことができます。
雇った場合、戦闘終了時に薬を使って自動的に満タンまで回復してくれるようになります。
かじや
消耗した武器・防具の修理をしてくれます。
戦闘のたびに武器・防具の耐久度は減っていき、0になると壊れて、装備覧から無くなるというシステムになっています。
特に武器はみるみるすり減っていきます。
武器の修理にはかなり費用がかかり、お金ためしたい時にはかなりの負担になりますが、強力な武器は無料で手に入ることと、素手でもザコ敵は問題なく倒せることから、最初の武器は修理せず戦って壊してしまって、エラテアの町でさっさとかじやを雇ってしまう作戦がよく使われます。
さかば
入って、1杯100ゴルダの酒を頼むと情報が得られる。
ちょうろうと合わせて、貴重な攻略情報となります。
レベルシステム
このゲームは、キャラクターが戦闘をして、けいけんが、素手攻撃力(セレクトボタンでステータスを見た時のスタミナの上段の表示値)を越えた瞬間にレベルアップしますが、現在がレベルいくつなのかはどこにも表示されていません。
最大レベルは18で、以降は敵を攻撃してもけいけんが増えなくなります。
そして、このゲームの謎な特徴として、仲間になるキャラは、主人公アーガスと同じレベルで仲間になる、というシステムがあります。
一般的なRPGと違って、戦闘中、敵に攻撃したキャラにしか経験値は入りません。
ですので、味方キャラが増えても、攻撃する手数が増えるので、少し強い敵まで倒せるようになる、というメリットはあるものの、育成しなくてはいけないキャラが倍増していくだけですので、実はあまり得がありません。
そのため、このゲームの基本攻略法として、まずは一人の内に主人公のレベルを最大まで上げてしまってから、あと3人の仲間を加えていく、というのが言われています。
※そうすると加入キャラもみんな最大レベルで育成不要なため
ただでさえレベル上げゲーとまで言われるくらい苦痛な経験値稼ぎの時間が長いゲームですので、実質必須な攻略法と化していますが、仲間が増えた状態で、これまで倒せなかったような強敵を倒せるようになる楽しみを味わい、戦闘を楽しむため、あえてレベル上げは後回しにして、ストーリー上のタイミングで仲間を増やしていくというツワモノも若干ですが存在するようです。
そして実際、攻略情報見ていない場合はそのようになるので、それもまたこのゲームを味わい尽くすのにはよい手段です。
トップに戻る